こんにちは!
3歳双子を育てる転勤族の妻、ひかです💫
当ブログにお越しくださり、ありがとうございます。
「双子 育児 ワンオペ」
このキーワードで毎日のように検索していたのが、生後半年の双子を抱えていた頃の私です。
1人でも大変な赤ちゃんのお世話。
それが2人同時となると、まるで“終わりのない戦い”。
昼も夜も泣き声とミルクとオムツと格闘しながら、気づけば1日が終わっていました。
外にも出られず、夫は帰りが遅く、誰にも会わずに赤ちゃん2人と過ごす毎日。
「私さえがんばれば・・・」
「みんなやってるんだから、私もできるはず・・・」
そんな風に思って、必死で“全部ひとりでやろう”としていました。
でも、プツンときれそうになって「このままじゃ虐待してしまうかもしれない」
そう思った時、健診でもらった用紙に書いていた、市のサポート窓口に電話をしました。
そこで話を聞いてもらってから、少しずつ周りに頼れるように。
家族のちょっとした手助け、SNSで見つけた同じ境遇の人たちの言葉。
少しずつ、少しずつ、ひとりで頑張らなくていいんだと思えるようになってから、心がラクになりました。
この記事では、かつての私のように
“がんばりすぎて苦しくなっている”双子ママに向けて、
ワンオペ育児のリアルと、私が救われた4つの工夫をお伝えします。
ワンオペ双子育児で限界を感じた5つの瞬間
1. 2人同時に泣かれても手が足りない
昼夜問わず、2人同時に大泣き。
抱っこも授乳も物理的に手が足りなくて、ただ立ち尽くして泣き声を聞くしかありませんででした。
「もう無理。私じゃ無理なんだ」と、心が折れそうになった瞬間でした。
2. 「お家で過ごせていいね」と言われた
コロナ禍かつ首のすわらない赤ちゃんが2人。
家から出たくても出られませんでした。
というのも、当時住んでいたマンションの入り口には10段の階段。
エレベーターのないマンションだったため、双子ベビーカーを一人で持ち上げて降りることはできませんでした。
このたった10段の階段が、わたしにはとてつもなく高い壁だったんです。
その壁を越えたくても越えられないのに、
「毎日家にいられていいね!」「お家で過ごせて羨ましい」なんて言葉に、心は傷ついていました。
3. 通りすがりの人からの言葉
双子ベビーカーで外出していたとき
「双子って大変そうだよね〜。私なら無理!」と笑いながら言われた言葉が、ずっと頭の中でこだましていました。
悪気がないのも深い意味がないのも分かるけど、
その日は何もかもが限界で、帰り道に涙が止まりませんでした。
(もちろん温かい言葉をいただくことも多いです!)
4. 鏡に映った自分の顔にゾッとした
目の下のクマ、ボサボサの髪、くたびれたパジャマ・・・
ふと鏡を見たとき「誰これ?」と思いました。
毎日、自分のことなんて後回し。
ただ赤ちゃんのお世話をする人になって、自分がどんどん消えていく気がしました。
5. 自分が泣いている理由すらわからなかった
育児の疲れ、孤独、不安、焦り・・・
いろんな感情が混ざって、涙が止まらなくなりました。
今でこそ周りに頼ればよかったと思えるものの、当時はいっぱいいっぱいで気づくことができませんでした。
子ども2人が泣くと私まで泣けてきて。
「このままじゃ虐待してしまうかもしれない」
そう思った時、市のサポート窓口のことを思い出して電話しました。
私を救った“頼る”4つの工夫
1.サービスに思いっきり頼った
電話相談で教えてもらった行政の支援を片っ端から利用しました。
私が実際に活用したもの
- 産後ケアサービス(自治体のサービス、宿泊型・デイサービス型・訪問型などがある)
- 自治体のヘルパー派遣(育児支援や家事手伝いをしてくれる)
- 保育園の一時預かり(少しの時間でもリフレッシュに活用)
全て有料ですが、民間のサービスを使うよりも格安なのでおすすめです。
私が特におすすめしたいのは【ヘルパー派遣】。
私の住む自治体では2時間〜対応可能で、
ごはんを作ってくれたり掃除をしてくれたり、家事代行を請け負ってくださいました。
自治体によるかと思いますが、それぞれの自治体で支援サービスがあると思うので
問い合わせてみることをおすすめします!
2.「自分がやらなきゃ」は卒業
最初は「せっかく育休なんだから、家のこともちゃんとやらなきゃ」って思ってました。
でも実際は、双子のお世話だけで1日が終わっていきます。
それでも掃除機をかけて、洗濯して、食器洗って・・・もうクタクタ。
そこで思い切って家電に投資!
洗濯乾燥機を導入しました!
そして食事は、宅食サービスや冷凍弁当も利用するように。
お買い物にいったり調理をする手間も省けます。
手を抜いた罪悪感より、「少しでもゆっくりする時間」を大事に。
それに気づいてから、ずいぶん気持ちがラクになりました!
3.“人に頼る”ことに慣れていった
元々頼るのが苦手な性格ということもあって、夫や家族に頼れずにいました。
「自分でやった方が早いか・・・」とか、
「お願いしたら迷惑かな」と考えてしまうんですよね。
でも、双子育児は1人じゃ回りません。
自分が潰れてしまう前に、頼れるところはどんどん頼るように意識を変えました。
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週末は夫に「丸1日おまかせタイム」を作った
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夫が長期不在のときは、実家の母に来てもらえるか打診!
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友達に「しんどい」って素直に伝える
これができるようになってから、気持ちの面でかなり楽になりました。
4. SNSで“気持ちを分かってくれる人”とつながった
リアルではなかなか話せないことでも、SNSでは「同じ気持ち」の人がたくさんいました!
私はXで双子ママとつながり、辛い時期を共に乗り越えてきました。
顔や本名を知らなくても、同じ状況を抱える人同士で悩みを話したり、励ましあったりできるのがSNSのいいところですよね✨
今では私も、自分の経験を発信して、誰かの安心につながればいいなと思っています。
「完璧じゃなくていい」と思えたのは、頼れたから
頼れるようになったからこそ、
「全部自分でやらなきゃ」っていう思い込みから抜け出すことができました。
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今日は家事できなくてもOK
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子どもが泣いてても、少し深呼吸してから動く
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1つできたら、それで100点
自分を追い詰めていたのは、自分自身だったかもしれません。
頼ることは、“手を抜く”んじゃなくて“心を守る”ことでした。
すぐに家族や周りの人に頼るのが難しい人は、
自治体のサービスであったり相談窓口からぜひ利用してみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました!
ひか