こんにちは!
本日はこちらのブログにお越しくださり、ありがとうございます。
私は在宅ワークで月30万を目指す転勤族の妻「ひか」です!
「内示が出た」と夫から聞くたびに、胸がズンと重くなりました。
それは、また仕事を手放すサインだったのです。
やっと職場にも慣れて、少しずつ責任ある仕事を任されるようになってきた頃。
それでも私は、職場に「夫の転勤で退職します」と伝えることを何度も繰り返してきました。
新しい土地に移っては、またゼロから仕事探し。
自己紹介では毎回「転勤族の妻です」と前置きし、
ようやく職場の空気に慣れてきた頃には、次の引っ越しの話が出てくる——
そんなことの繰り返しでした。
気づけば、「どうせまた辞めるんでしょ?」と
自分で自分にブレーキをかけるようになっていたのです。
転勤族の妻が仕事を続けにくい理由
転勤族の妻として働き続けることには、思っている以上にたくさんのハードルがあります。
中でも私が特に感じていたのは、以下のような理由でした。
地縁も人脈も、一からのスタート
転勤するたびに土地勘のない場所で生活が始まるため、
仕事探しは毎回ゼロからのスタートでした。
知り合いがいない場所で情報も入りづらく、求人も限られていることが多かったです。
勤務地によっては、働ける選択肢が少ない
都市部とは違い、地方や郊外への転勤では
そもそも正社員や時短勤務の求人が少ないと感じることがありました。
「働きたいけど、合う仕事がない」こともしばしばありました。
「どうせまた辞めるんでしょ」と思われる不安
短期間での転職歴が増えると、面接のたびに理由を説明する必要があります。
「また辞めるかもしれない人」と思われているのでは…という不安が、
働きたい気持ちにブレーキをかけることもありました。
子育てとの両立の難しさ
私の場合、出産と重なったこともあり、
転勤先での子育てと仕事の両立には大きな壁を感じました。
頼れる人が近くにいない中での育児は、想像以上に孤独で過酷でした。
私が選んだ働き方:在宅ワーク
転勤を繰り返しながら、子育ても同時にこなす毎日。
正社員として働くのは現実的に難しく、「もう、私は一生契約社員しかできないのかな…」
そんなふうに思い詰めていた時期がありました。
でも、ある日ふと見つけたのが「在宅ワーク」という選択肢でした。
きっかけは、Instagramでたまたま目にしたママの投稿。
「家で仕事をしている」「子どもが寝たあとにパソコンを開いている」
そんな姿に、自分を重ねて見ていたのです。
「もしかしたら、私にもできるかもしれない」
そう思って、まずはクラウドソーシングの登録から始めました。
最初は単価も低く、実績もゼロ。
でも、夫が帰ってきたあとや、子どもたちを寝かしつけたあとの数時間だけでも、
少しずつ作業をこなしていきました。
そのうちに、「仕事を継続してお願いしたい」と言ってもらえるようになり、
気がつけば在宅ワークが“仕事”として形になっていきました。
時間や場所に縛られない。
何より「また転勤しても、この仕事は続けられる」という安心感があったのです。
転勤族の妻だからこそ向いている働き方もある
在宅ワークを始めてから感じたのは、
「転勤族の妻こそ、オンラインで働くことに向いているのかもしれない」
ということでした。
もちろん最初からうまくいったわけではありませんし、
時間のやりくりや、自己管理の難しさに悩んだこともあります。
でもそれ以上に“続けられる働き方”であることが、私にとっては大きな意味を持っていました。
■ 場所に縛られない安心感
どこに住んでいても仕事ができる。
次に転勤が決まっても、「また仕事を探さなきゃ」と焦らずに済む。
この安心感は、転勤族の生活にとって何より大きな支えになります。
■ スキルが積み上がる感覚
たとえ小さな案件でも、ひとつずつ積み重ねることで、
「自分にはこんなことができるんだ」と実感できるようになりました。
一時的なバイトとは違い、経験が次の仕事につながるのです。
■ 自分の時間を自分で決められる自由さ
子どもの体調や保育園の行事に合わせて働く時間を調整できることも、
在宅ワークの大きな魅力のひとつです。
「今日は無理しない」「今日は集中して進める」といった選択ができるようになりました。
同じ境遇のあなたへ伝えたいこと
「また転勤…」「また仕事を辞めなきゃ…」
そんなふうに、自分のキャリアをあきらめかけている方がいたら、伝えたいことがあります。
転勤族の妻という立場は、たしかに制限が多くて不安もつきものです。
でも、それは「自分らしい働き方をあきらめる理由」にはならないと、私は思うようになりました。
今は、パソコンひとつでできる仕事も増えています。
スキルがなくても、少しずつ勉強しながら始められる環境も整ってきました。
最初の一歩は、ほんの少しの勇気だけ。
「自分には無理かもしれない」と思っていた私でも、
こうして“転勤先でも続けられる仕事”を見つけることができました。
誰かと比べなくて大丈夫です。
あなたのペースで、あなたらしい働き方を見つけていけますように。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
ひか